片側顔面痙攣について

片側顔面痙攣(けいれん)とは、
右または左側どちらかの顔半分が
無意識のうちにピクピクと痙攣(けいれん)する病気。

 

初期は、まぶたのあたりがピクピクすることから始まり、
年数が経ってくると、目が閉じるほど強くつぶってしまったり、
口元が引っ張られるようにもなります。

 

症状は緊張すると特にひどくなることが多いと言われます。
顔面の痛みなどはありません。

 

原因は、脳の奥にある脳幹から出ている顔面神経に、
血管が蛇行し圧迫することにより起こります。

 

圧迫するのは、血管だけでなく、
腫瘍やその他の病変が神経を圧迫していることもあります。

 

神経は電線の束のようなものですが、
その一番弱い脳の幹から出た数ミリの部分に、
血管や腫瘍が当たり、圧迫するために、
神経線維間でショートのようなことが起こって
痙攣(けいれん)が発生します。

 

似たような原因をもつものに、三叉神経痛 があります。

 

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