片側顔面痙攣の治療法

片側顔面痙攣(けいれん)は、
最初はせまい範囲でピクピクしていたのが、
年数が経つにつれ、
広範囲でピクピク〜ひきつりが起こります。

 

私がネット等で調べた当時、
残念ながら自然治癒をした人は、いないようでした。

 

多くの方がされている治療法としては

 

1 鍼灸治療

 

私もしばらく通っていましたが、治癒には至りませんでした。
完治というよりは、症状の軽減や進行を遅らせるといった
効果があるように思います。

 

2 ボツリヌス(ボトックス)治療

 

ボツリヌス治療は、ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンを注射して、
緊張している筋肉を麻痺させ、
片側顔面痙攣の症状を改善します。

 

効き目は、数ヵ月程度なので(個人差あり)、
定期的に注射をする必要があります。
近年、片側顔面痙攣の治療向けには保険適応となりました。
治療費は、3割負担の方で約1万7000円です。

 

私は、顔に注射することに勇気が出ず、結局しませんでした。 

 

長い間ボツリヌス治療をしてしまうと、顔の筋肉が麻痺してしまい
外科手術で痙攣を取っても、
顔面麻痺が残る場合があるそうなので注意です。

 

3 外科手術治療 

 

神経血管減圧術という手術です。治癒率はかなり高いです。
この手術は後頭下部を開けて、
顔面神経と当たっている血管を離します。

 

神経と血管の間にクッションを挟む方法と
テフロンの紐で離した血管を固定する方法があるようです。

 

前者だと、挟んだクッションが神経に癒着し、
再発の可能性が高くなるようなので、
後者の手術をしている病院を選ばれた方がいいと思います。

 

私は、後者の方法でしていただきました。

 

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