手術を決めてから
A先生の診察を受けた後、
ほっとしている私がいました。
手術は、とても怖いですが、
顔の引きつりからの解放や
耳鳴りともサヨナラできることに希望が持てたからです。
顔面の体操や血行をよくすることは、
体に良いことなんですが、症状が治ることはなく、
長年そのことばかりを気にかけていて、
正直もう疲れていました。
お忙しいA先生に執刀をお願いするので、
手術日は、しばらく決まりませんでした。
病院の方から連絡しますとのこと。
私の顔面痙攣は神経と血管があたっているだけ。
命に係わるわけではないので、
重い患者さんが優先される可能性があります。
それは承知していましたし、重い患者さんを押しのけてまで、
無理を言うつもりはありませんでしたが、
できたら‘年内には治したいな〜’
と内心は思っていました。
人間、ホッとしてしまうと怠けてしまうものですね(笑)。
それまでがんばっていた血行をよくする!ということを
さぼりがちになってしまいました。←ダメですね…。
同時に、痙攣もひどくなった気がしました。
口が引きつって、開いてしまうからでしょうか、
寝たときに、よだれが枕につくことも多くなりました。
でも‘もうすぐ…、もうすぐ治るんだから’と
言い聞かせていました。
冬にさしかかっていたこともあって、
マスクをして、顔を隠していました。
11月の終わりに、ようやく病院から
「12月25日に手術日が決まりました」
と連絡が来ました。
主治医の先生の診察 に続く