入院2日目(手術当日B ICU後編)

入院2日目(手術当日B ICU後編)

入院2日目(手術当日B ICU前編)

家族や先生が去ってから、
時間の経過がとても遅く感じられました。
とにかく喉がカラカラな私は、
様子を見に来てくださった看護師さんに、
喉を指さしました。←これが精一杯。

 

「明日の朝までお水が飲めないので、
かわいそうだけど、口の中を湿らす程度になります」

 

‘そんな! ショック…’、我慢します(涙)。

 

看護師さんが脱脂綿で口の中を拭くように、
湿らせてくださいました。
‘嬉しい〜、お水!’と少しの水気にありがたく感じます。
ただ、喉の奥まで渇ききっているので、
口の中を湿らせるだけでは、とても足りませんでした。
なんとか自分で唾を作って、潤うように、
ゆっくりと飲み込んでいたと思います。

 

ベッドから時計が見えないし、窓もないし、
今は何時なのか、どれぐらい経ったのかもわからず、
ただただ、ベッドの上で時間の経過を待ちました。

 

ずっと上を向いたままでは態勢がつらいので、
時々、少しだけ頭を傷口とは反対に向けたり、
手足を横にしたりとゴソゴソしながら寝ていました。

 

それと、なんだか左の腕と脚がしびれたような
パンパンに腫れているような感覚で重かったです。

 

後で、麻酔の先生が
ICUに様子を見に来て下さった時に、
何とか出る超かすれ声で腕と脚のことを聞いてみると、
手術中に右上を向いた状態になっていたので、
左側が下になっていてしびれているとのこと。
ほんと、色々あるんですね…。

 

とにかくICUでは、ゆっくり眠れることができませんでした。
(というのも一定の時間ごとに、
看護師さんが術後の経過観察に、血圧を測ったり、
体温を測ったり、目にライトを当てたりと来られるから)

 

あと、まだ何も食べてはいけないので、
とてもお腹がすきました。

 

何もなければ、明日のお昼前には個室へ戻れると聞き、
‘早く朝になれ〜!’とずっと念じていました(笑)。

 

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