主人からの提案

超怖がりな私は病院が苦手です。
血が苦手、注射も苦手…(笑)、
ましてや手術なんて、
とても怖くて考えられませんでした。

 

結局、何も前に進めないまま、日だけが経っていました。
現実から逃げていた気がします。

 

8月のある夜、主人がまじめな様子で、
「ちょっと話を聞いて」と言ってきました。

 

「どうしたの?」

 

「病気ことだけど、どうする?」

 

「どうする?ってどうしたらいいか…。
だって、病院もどこに行ったらいいかわからないし、
手術も怖すぎるわ」

 

「手術はどうして嫌なん?」

 

「怖いし…。よくわからないけど、
失敗とか後遺症とかあるかもしれないし…」

 

「もしその手術が安心できるものだったら?」

 

「安心?それなら考えてもいいけど…。
でもどうしてそんなこと言うの?」

 

「実は…」と主人。

 

●春ごろ、私の症状が気になりはじめてから 
  片側顔面痙攣について独自に調べていたこと

 

●片側顔面痙攣の手術症例の多い、
  有名な脳外科の先生に連絡を取ってくれていたこと

 

●手術の症例が豊富=安心してお任せできる ということ

 

●今度、その病院に一緒に行かないかという提案

 

以上のことを言われました。

 

これらの話を聞いて、主人の愛情を感じたのと、
ずっと不安が続いていたなか、
少し光が見えた気がして、涙があふれました。

 

勇気を出して、主人と病院に行くことに決めました。

 

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