同じ病気の方へ

〜片側顔面痙攣で苦しんでらっしゃる方へ〜

 

拙い文章の私の闘病日記を読んでくださった、
ネットの向こうにいらっしゃるみなさま、誠にありがとうございました。

 

ご本人やご家族が、この病気かもしれない という方や、
すでに片側顔面痙攣を発症されている方がお読みくださったかと思います。

 

私は、5年間この症状に苦しみました。
人前に出るのが億劫ですし、耳鳴りはうるさいし、
自分の顔を見るたび悩んでしまうし、
終わりのないこの症状と付き合っていくことに嫌気がさしていました。
頭を切開し、神経を触る外科手術は、
想像するだけでも非常に怖かったですが、
このまま放っておいても改善することなく、
どんどんひどくなっていくだけなら、
チャレンジしてみようと思いました。

 

そして信頼のおける先生、信頼のおける病院に、
ご縁があり、手術を決意しました。
体がしんどかったのは、手術後当日と翌日のみ。
2日間だけです。
あとは比較的大丈夫でした。

 

手術が怖い・不安に思っていらっしゃる方には、
全然大丈夫でしたよと断言できます。
自分で言うのもなんですが、
私、めちゃくちゃ怖がり・臆病なので、
その私でも乗り越えられました!

 

おかげさまで後遺症もなく、術後は数ヵ月をかけて、
神経が修復されていき、痙攣は止みました。
まったく、ピクリともいたしません!

 

今、とても快適な生活を送れています。
手術をして、本当に良かったと思っております。
けれど同じ症状の方に、
絶対手術を受けたら良いですよ!とは言えません。

 

片側顔面痙攣は、命に関わる病気ではないことと、
少しの割合ですが後遺症のリスクがあるからです。

 

実は完治してから、主人に
「俺の前のデスクの上司が同じ病気で
手術失敗してるねん」
と驚きの発言がありました。
その方は手術したのに症状が変わらなかったそうです。

 

手術を受ける前に言ってしまうと、
私が怖がってしまうから、ずっと黙っていたそうです。
※上司が手術された病院は、私とは別の病院です

 

病院や先生を選ぶのも自己責任だと思っています。
当たり前ですが、先生や看護師さん達は、
一生懸命治療にあたってくださいます。
けれど、どうしようもない状況にも陥るかもしれません。
すべてのメリットやデメリットをよく考えて
どうなっても、他人のせいにすることなく
運命を受け入れる覚悟ができたとき
手術を受けられることをおすすめいたします。

 

この日記を残してから、
たくさんのお問合せやご質問をいただくようになりました。
私なんかで少しでもお役に立てていたら幸いです。
同じ症状や診断で悩まれている方がいらっしゃったら
お問い合わせ欄からご連絡いただければと思います。

 

数ヶ月経っても返事がない場合は、
申し訳ありませんが再度催促くださいm(__)m。
よろしくお願いいたします。

 

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